マネジメント関連本まとめ

本記事は随時更新していくタイプの「現場で働く職員さん」に向けた記事です

あえてブログの中からは探しづらいようにしていますので、よければこのページを直接ブックマークしていただけますと幸いです

皆様、日々のお仕事お疲れ様です

私自身、会社立ち上げに向けて色々情報収集している中で、世の中には「マネジメント手法のいろは」が大量に溢れていることに驚いています

有名どころやベストセラーから優先的に読んでいるので、地域の図書館で検索していただければおそらく在庫があるのではないかと思います

私は付箋ベタベタ、ラインマーカーゴリゴリでやるタイプなので購入をおススメします！

シリコンバレー式 最強の育て方

タイトル	シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング―
著者	世古詞一
発売日	2017/9/13

主に1on1ミーティング（≒職員との個別面談）に関する書籍です

私もこれまでマネージャーの立場で1on1ミーティングを実践し
「あーこんなこと考えてたんだ」
「そんな悩みを抱えてたのか、早く知れてよかった」
なんて経験をたくさんしてきました

しかし、その一方で

と、いまいちミーティングの時間を活用でないことも何回かありました
中には私に悩みを言えなかっただけで、そのまま退職された方もいらっしゃいました

本書では、グローバル企業が実践している1on1ミーティングの進め方や質問例などを紹介しながら意義や実践について記載されています

一部、本文を紹介いたします

質問例
①現状業務の把握（一部抜粋）
□うまく進んでいると思うけれど、今後もし懸念があるとするとどういうところ？
□もう少し任せてほしいなどの要望はあるだろうか？
（他5つ）

②現状業務の改善
□今の業務に何があったら、もっとうまくできたり、精度が上がると思う？
（他3つ）

③組織への貢献
□最近、調子いいなと思う人とか、大丈夫かな？って気になる人とかいる？
（他4つ）

世古詞一 シリコンバレー式 最強の育て方

例にある質問を、一度の面談で全て使うと時間がかかりすぎるかもしれません

皆様の職場に合った質問だけをピックアップし、
日頃の業務の中に活用できそうな形でアレンジしていくことが大切ですね

嫌われる勇気

タイトル	嫌われる勇気
著者	岸見一郎 古賀史健
発売日	2013/12/12

誰もが知る超ベストセラー「嫌われる勇気」です

発売してから10年以上が経ちますが、そんなことを忘れてしまうほど、
未だに話題に取り上げられる一冊です

アドラー心理学の視点で「人間」そのものを深く深く掘り下げているため、
マネジメントよりも更に根源的な視点を持つための一冊になるのではないでしょうか

本書では対人関係のゴールを「共同体感覚（貢献しようと思える仲間に囲まれて生きる）」とした上で、親子や職場の関係性を以下のように記載しています

共同体、つまり他者に働きかけ、「わたしは誰かの役に立っている」と思えること。他者から「よい」と評価されるのではなく、自らの主観によって「わたしは他者に貢献できている」と思えること。そこではじめて、われわれは自らの価値を実感することができるのです。

岸見一郎 古賀史健　嫌われる勇気

保育や教育、心理学も同様、よりよいテクニックや情報が溢れている中、人間が持つ本能や原理原則に立ち戻ることの大切さをより感じる毎日です

特に本書の場合は、マネジメントそのものへの関心よりも、
自分自身の価値観や生き方を振り返るために読むのも面白いかもしれません

クラクションを鳴らせ！変わらない中古車業界への提言

タイトル	クラクションを鳴らせ！変わらない中古車業界への提言
著者	中野優作
発売日	2023/8/31

2023年マイベストセラーの1冊です
元BIG MOTOR経営幹部、現BUDDICA社長、中野優作の半生を描いた書籍となっています

youtubeチャンネルも20万人の登録者数を越え、飛ぶ鳥を落とす勢いでノリにのっている彼の魅力と、文字通り血反吐を吐くようなBIG MOTORでの躍進が描かれています

2023年BIG MOTORがとても話題になりましたね

書籍の中では、営業マンとしてトップセールスをとり、最年少店長最速売り上げを達成し、BIG MOTORの変化にどう向き合ってきたのか、とてつもない臨場感で描かれています

特に、店長になってからの章では、マネジメントの知識と共に、根っこに必要な熱量やエネルギーが伝わってくるエピソードばかりです

企業理念を朝礼で読み上げさせてもやる気なんか出ないだろう。何の効果もない。そういう状況をあなたも経験した事があるだろう。僕が初めて店長として就任した坂出店も例外なくそうだった。
<中略>
現場のやる気を引き出す事の重要性は分かっていた。僕がやったのはこの３つだ。
①やりがいのある目標設定
②貢献意識を持たせる為のフィードバック
③トップセールスまでの道のりをイメージさせ続ける
これからこの３つについて具体的に説明しよう。

中野優作　クラクションを鳴らせ！変わらない中古車業界への提言

なにかを始める前に一旦このエネルギーを浴びておこう！
それくらいの良書です

余談

随時、更新していきます

それぞれの書籍の中で実際にこれ使える！みたいなところは、
私の研修の中などで取り上げながら、皆さんとあーだこーだ言えればいいなと感じております

質問疑問があったらLINEをいただければ幸いです

でもぶっちゃけこれ難しくない？これ実践したら逆にプレッシャーかけるリスクあるんじゃない？などそういうこともたくさんディスカッションできたらいいですね

皆さま、今後ともよろしくお願いしますm(__)m