集団参加が苦手!勉強はできても生きづらさを感じるお子さまに必要なスキルとは

発達

今日も一日お疲れ様です!

うちの子、勉強はできるんだけど人付き合いが苦手で…
このままでいいのかしら

今日は勉強には全然躓きがないが、人付き合いや集団参加が苦手なお子さまについて、理解と支援方法を一緒に考えていきましょう!

このブログではできるだけ背景となる理論やエビデンス(根拠など)を提示し、
できるだけ読んだその時から使える知識をお伝えすることを目指しています

くらた
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本日の引用書籍

本日は以下の書籍を中心に引用して記事を作成していきます

タイトル15歳までに始めたい! 発達障害の子のライフスキル・トレーニング
著者梅永 雄二
発売日2015/9/25

本書は「大人になった時に必要なスキル」とそのトレーニング方法を示した一冊です

「このスキルがないと将来どんなことに困るだろう」を示したうえで、そのスキルのトレーニング方法が記載されており、大変分かりやすい一冊です

書籍のタイトルには「発達障害」とついているものの、発達障害の診断がない方でも参考にできる内容ばかりです

学校生活の中では「勉強にはついていけてる」「授業も落ち着いて受けている」「お友達とも喧嘩しない」というお子さまは支援の優先順位が下げられがちかもしれません
誰にも迷惑をかけていない子よりも「騒がしく・テストの点数が取れず・すぐトラブルを起こしてしまう子」たちの支援が優先されるのは集団生活においては必然と言えるでしょう

一方で、学校の中ではあまり重要視されていなくても、将来生きていくうえで「実は大事なんだよ」という力はたくさんあります

今日は、その視点で本書の「行事や集団参加の苦手な子」について理解と対応方法をお伝えします!

くらた
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本書の事例はあまりにも身近にありそうな話ばかりなので、自分自身のこととも照らし合わせるのもアリですね

ライフスキルの必要性

ライフスキルが不足している子は、中学卒業以降にさまざまなトラブルにあい、ひきこもり状態になってしまう事があります。
<中略>
トレーニングやサポートによってライフスキルが身につけば、子どもは地域の活動に参加したり、まわりの人に援助を求めることができるようになったりします。その習慣が、子どものひきこもりを予防することにつながります。

梅永 雄二 15歳までに始めたい! 発達障害の子のライフスキル・トレーニング

最近では特別支援学校でなくても、個々のニーズに合わせた支援計画を立ててくれる高校も増えています
とはいえ、義務教育期間と同様の手厚さで支援を受けることや、地方ではそういった高校を探すことすら難しいこともあるでしょう

特にグレーゾーンと呼ばれる『診断などはないが困り感がある子』などは、人知れず躓いてることがあり、進学や就職のタイミングで困り感が表面化されたりもします

そういった子たちにおいても自律に向かっていけるように、小さい頃から必要なライフスキルは身に着けてあげたいですよね

行事に参加できないAくん

さて、そのような躓きの例の中から今回は「行事に参加できないAくん」を取り上げたいと思います

今回とりあげるA君の特徴は以下のようになっています

・学力的には問題ない、授業にもついていけている
・友達との関係がうまくつくれず、休み時間は孤立している
・友達と遊ぶよりも、歴史書を読んでいるほうが楽しい
・先生や他の子と足並みをそろえて活動することが難しい
・社会科見学では、展示に夢中になり集合時間に遅れる
・行事は休み、家で勉強をしている

なんだかんで勉強しているんだからいいんじゃない?

もちろん勉強を頑張っているのはとてもいいことですよね
ただ、「勉強だけ」では少し心配です

Aくんには家庭や学校以外の場に適応するスキルが不足しています。また、勉強以外の活動への興味も弱く、「勉強はできるけど、生活や仕事がままならない」大人になるかも

梅永 雄二 15歳までに始めたい! 発達障害の子のライフスキル・トレーニング

そこまで大袈裟に考える必要があるのかな?

たしかに、ここまで心配するのはある意味大袈裟といえるかもしれません
その一方で、自閉症の特性や傾向のあるお子さまには「興味関心の偏り」という特徴があるという話もあります

誰しも、興味や関心ごとは違うにしても、偏りが強すぎることにより生活が苦しくなる人は一定数いらっしゃいますね

そのような視点から考えると、「興味関心の偏り」も行き過ぎると心配になってしまいます

活動範囲を広げよう!

勉強以外のこと、学校以外の場所へと活動を広げていきましょう。余暇のすごし方を工夫したり、地域参加の機会を作ったりすることが有効です。

梅永 雄二 15歳までに始めたい! 発達障害の子のライフスキル・トレーニング

社会生活に困難さを持っている方の特徴に「余暇の使い方が苦手」があげられます
これは上述した「興味関心の偏り」から、休日や隙間時間をうまく使えない状態に陥っているといえるでしょう

アルコールやゲーム依存に陥っている方もこのような特徴がよくあげられますね

そのため、そういった方たちへ「余暇をどのように過ごすか」を一緒に考えていくことも大事な支援になります
余暇支援の実践としては以下のような手順が考えられます

1 子どもの様子をよくみる
  子どもが興味をもてる活動、熱中できる活動を探す。
2 その子に合う余暇を考える
3 居場所を決める、活動内容を決める、スケジュールを決める(日課も組み込む)
4 バリエーションを増やす

梅永 雄二 15歳までに始めたい! 発達障害の子のライフスキル・トレーニング

本書の中では更に詳しく説明がありましたが、大きく抜粋すると上記のようになります

この点において大事なのは「あくまで子どもの興味に寄り添う」という点かと思われます

親や先生が用意した「これ役に立つから」「これ良いことだから」ではなく、子どもの興味に寄り添うのが大切です
例えばAくんの場合、歴史書の中でも「これならどう?こっちはどう思う?」などお子さま主体で一緒に考えていきたいですね

この他にも本書では、地域の活動に参加してみることなども提案されており、一度アイディアとして取り入れてみることもいいかもしれません

まとめ

本日はライフスキルトレーニングの視点から、集団参加に苦手なお子さまへの支援についてご紹介しました

今日のまとめです!↓

・社会生活では勉強以外のスキルも必要

・集団参加が苦手な子には、「余暇をうまく使う」というスキルが大事

・その子に寄り添いながら活動範囲を広げよう!

皆様の生活に少しでも役に立つ内容はありましたでしょうか
おもしろかったつまらなかった私ならこう言うここがよく分からなかったこの情報間違ってるよ!おススメの映画教えて🎦、などご意見・ご質問等ございましたら、何でもお気軽にLINE(←リンクになってます)を送ってください!信じられないくらい気軽にお返事させていただきます^^

また、今回の内容は本書全体のほんのごくごく一部の内容にしか過ぎません
今回取り上げた内容以外にも、生活の中で必要なスキルについて大切なことが多く記載されています
是非、手に取ってみてください

育児で悩んだら専門家に相談するのもアリ

・ここまで記事を読んでみたけど、あまりにも上手くいくイメージができなさすぎる
・育児が本当にしんどい
・育児の心配が尽きない

そんな方は一度身近な専門家に相談するのもアリです!

多くの自治体で無料で専門家の相談を受けられるような窓口がありますので、
是非「〇〇市 発達 相談」「〇〇町 育児 相談」などのキーワードで調べてみてください

私でよければいつでも相談を受付けています
友達追加だけであれば、こちらからは誰が追加したか分かりませんので、是非お気軽に^^

定期健診を行っている保健師さんや、通われている保育園/幼稚園/学校の先生方に直接話したり相談先を聞くのもおススメです

何よりも一人で抱え込まないことが大事です

くらた
くらた

お子さまと同じくらい大事な保護者さまですので、無理をする前に誰かに話してみてください

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