今日も一日お疲れ様です!
うちの子動きすぎて育児するのが大変…
今日はよく動く子、動きすぎる子、多動の子について、理解と対応法を一緒に考えていきましょう!
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本日の引用書籍
本日は以下の書籍を中心に引用して記事を作成していきます
タイトル | わかってほしい! 気になる子 |
著者 | 田中 康雄 |
発売日 | 2004/10/27 |
本書は発達支援の名著として、ご家庭から教育機関、福祉機関などでも活用されている、広く深い知見が示された一冊です
また、著者の田中康雄先生は児童精神科の名医であることから、様々な医師が参考にしている場面を目にします
本書の中では、発達障がいの特性を持つお子さまの様々な特徴や関わり方が示されていますが、その中でも本日は[多動]の項目から、活発なお子さまとの関わり方についてお伝えしていきます
発達支援の基礎はこれ一冊で事足りると言っても過言ではないかもしれません…
色んな多動
ひと口に多動といってもいろいろな姿が見られ、また、「障がいからくる多動」だけでなく、「正しい行動を学んでいないことからくる多動」もあります。これらを理解したうえで、子どももひとりひとりに合った対応を考えていきましょう
田中 康雄 わかってほしい! 気になる子
多動ひとつにもその要因は様々なようです
私がこれまで関わったお子さまにも
・うまれもっての特性のもの
・生活習慣が定着していないことでなるもの
・逆に誤った習慣が定着してしまったもの
・またそれらが重なりあっているもの
などなど
あげればキリがないほど様々な形の[多動]がありました
一見同じ行動に見えても、お子さまそれぞれの要素に目を向けていきたいですね
口の多動もある
本書の冒頭で紹介されている「子どもを苦しめる母親像」について一部を抜粋して紹介します
「しゃべり続けて止まらない」という「口多動(おしゃべり)」の子もいます。
田中 康雄 わかってほしい! 気になる子
体自体はあまり動いていないけれど、突発的に、そして夢中にお喋りをしてしまう子がいらっしゃいますね
この「口多動」にもさまざまな形があり
・自分の行動を実況中継してしまう子
・心の中の呟きが口から漏れている子
・自分のことばが刺激になって話が広がりすぎる子
・絵を描きながら「バキューン」と擬音を言っている子
などさまざまです
それぞれの子の頭の中では皆違う世界が広がっているのかもしれませんね
「よい行動」を教えること
「できないのではなくて知らなかった、学んでいなかった」という子もかなりいるはずです。社会的ルールというものは、後天的に教えていかなければ身に付きません。
田中 康雄 わかってほしい! 気になる子
我々大人も新しい土地やコミュニティでは、常識やマナーは勉強したり教えてもらったりしないと分からないのと同じですね
「なんでできないんだ!」
「いい加減にしてくれ!」
よりも前に
「もしかしたら知らないだけかも?」
と考えてあげるのも大切なのかもしれませんね
[否定]ではなく「具体的な行動」を伝える
(口多動について)「口チャックだよ」と言うことで、はっと気づいて一度は閉じます。でもすぐに忘れてまた開いてしまうことがあります。そんなとき保育者には、「黙って」ではなくて、「口開いちゃったね、今はチャックだったね」と言ってほしいです。
田中 康雄 わかってほしい! 気になる子
否定の発言は避けたい理由としては
①自尊心が傷つく
②どうすればいいのか分からなくなる
が挙げられると思います
特に②についてですが、
私がこれまで関わってきたお子さまの様子を振り返ると、
「それダメ!」「うるさい!」「じゃま!」「やめて」という否定語を掛けられたお子さまは戸惑った表情をすることが多いように思います
「え、じゃあ、どうすればいいの…?」といった様子です
そのため
「今は手は膝に置こうか」
「そっちは危ないからこっちでグルグルしていよう」
(ソワソワが我慢できない子には)「この消しゴム握ってていいよ」
など、具体的に行動を示してあげるだけで楽になるお子さまは想像より多くいらっしゃいます
そして伝えたことをもしお子さまが守ってくれたらたくさん褒めてあげて、
「良い行動」を習慣化させていくのも大事なことかと思います
もちろん「道路に飛び出しちゃう」などの危険があるときは、全力で止めにいかなければいけませんね
まとめ
本日はテキトー母さんの習慣からいくつか抜粋して、テキトーな子育てについてご紹介しました!
今日のまとめです!↓
・多動も様々!子どもの数だけ違う
・よい行動を教えてあげるだけで変わる子もいる
皆様の生活に少しでも役に立つ内容はありましたでしょうか
おもしろかった、つまらなかった、私ならこう言う、ここがよく分からなかった、この情報間違ってるよ!、おススメの映画教えて🎦、などご意見・ご質問等ございましたら、何でもお気軽にLINE(←リンクになってます)を送ってください!信じられないくらい気軽にお返事させていただきます^^
また、今回の内容は本書全体のほんのごくごく一部の内容にしか過ぎません
今回取り上げた内容以外にも、特に自閉症のお子さまの特徴や関わりについて大切なことが多く記載されています
是非、手に取ってみてください
育児で悩んだら専門家に相談するのもアリ
・ここまで記事を読んでみたけど、あまりにも上手くいくイメージができなさすぎる
・育児が本当にしんどい
・育児の心配が尽きない
そんな方は一度身近な専門家に相談するのもアリです!
多くの自治体で無料で専門家の相談を受けられるような窓口がありますので、
是非「〇〇市 発達 相談」「〇〇町 育児 相談」などのキーワードで調べてみてください
私でよければいつでも相談を受付けています
友達追加だけであれば、こちらからは誰が追加したか分かりませんので、是非お気軽に^^
定期健診を行っている保健師さんや、通われている保育園/幼稚園/学校の先生方に直接話したり相談先を聞くのもおススメです
何よりも一人で抱え込まないことが大事です
お子さまと同じくらい大事な保護者さまですので、無理をする前に誰かに話してみてください