この相談規約(以下「本規約」と言います。)は、「だて眼鏡くらたの子ども相談室」が提供する相談サービス(以下、本サービス)の利用条件を定めるものです。本規約に同意いただくことが、本サービスご利用の条件となります。
本サービスは心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる心理に関する支援を行います。
- 心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
- 心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
- 心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
- 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供
尚、心理に関する支援を要する者およびその関係者(以下、相談者)は本規約に同意したものとして支援の提供を開始します。
本サービス利用上の注意
- 本サービスは、相談者からの相談や悩み事等をお聞きすることにより、個人の自己理解、心理的援助および困難軽減の支援を行うことを目的とするものでありますが、相談者の心身の健康改善および問題解決について保証をするものではありません。
- 相談者は、本サービスを利用する時点における健康状態等を考慮し、相談者の自由な選択・判断・意思にもとづき、本サービスを利用するものとします。
- 医療機関への相談の要否は、必ず相談者ご本人で判断してください。本サービスを利用中、もしくは利用後に、相談者の心身状態等が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
- 本サービスは医師法等法令を遵守し、当相談員は、医療行為となる診療行為、診断行為および投薬指導等は一切いたしません。医学的診断や治療の目的で本サービスを利用することはできないことをご理解ください。
- 料金は、医療保険ならびに医療費控除の対象とはなりません。
- 医療が必要な心身の状況にあるとお感じになった場合、または通院中の場合は、医療機関に事前にご相談の上、ご利用ください。
- 相談者が18才未満の場合、原則保護者様の許可・同意書への同意が得られない場合はお断り致します。
- 相談者の暴力・迷惑行為を認めた場合、当所は、本サービスの継続が不適切と判断し、本サービスの利用をお断りする場合がございます。
- クライエントご本人の個別の許可が得られる場合、録音・録画機器などで面接場面を直接的に記録する場合があります。
- 予約時間に遅れても、終了時間の延長はできません。
- 相談の開始時刻の経過後、当相談員からの連絡に応答しない場合、相談者が相談を欠席したものとみなし、当相談員は当該面談を終了することができるものとします。
- キャンセルの時には、2 日前までにご連絡ください。予約日の前日と当日のキャンセルの時には、キャンセル料として全額を頂きます。また、時間の変更でもキャンセル扱いとなります。ただし、コロナ禍においては体調不良によるキャンセルについてはキャンセル代は不要です。
- 相談が進むにつれて、不快な気持ちが湧いてくる場合があります。そのこと自体を話し合うことが重要なことをご理解下さい。
- 相談者の心身状態が医療の必要な状態である可能性が高いと当社もしくは当相談員が判断した場合に、本サービスの一部もしくは全部の提供を中止、または医療機関への受診をお薦めすること等がございます。
- 自傷他害や生命の危険などがあれば、必要に応じて、担当者は主治医・学校・勤務先・ご家族に連絡を取ることがあります。
- 管理する個人情報は適正に管理し、目的外に使用することはありません。ただし、関連機関との連携、生命や財産の危機、法令上の必要、などがある時には個人情報の開示をすることがあります。
- 管理する個人情報は最終面接日から 5 年で破棄する場合があります。
相談拒否事由
相談サービス希望者は、下記の拒否事由各号に該当しないことを表明し、保証します。
- 入院中の者
- 医師等の専門家による専門的な心理指導を現在受けていて、本サービス利用につき専門家の許可がない者
- 自傷・他害のおそれのある者
- 18歳未満の者
- 成年被後見人、被保佐人または被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、補佐人または補助人の同意等を得ていない者
- 反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。以下同じ。)である、または資金提供その他を通じて反社会的勢力等を維持、運営もしくは経営に協力もしくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流もしくは関与を行っている者
- 医療行為等、本サービスが提供できないサービスを希望の者
- 相談希望者が過去に本相談員との契約に違反した者またはその関係者であると当相談員が判断した場合
- 相談希望者の抱える既往の疾患や障害に関する症状が悪化する可能性があると当相談員が判断する場合
- その他、本サービスを提供するに当相談員が不適切と判断する者
- 登録拒否の場合に、その理由について問い合わせがあった場合でも、当社は一切開示義務を負いません。
相談の中止
相談サービス提供中に、以下に示すようなことがあると判断された場合、セッションを中止することがあります。
- 自傷行為が継続中である、自殺願望を強く抱いている、もしくは自殺に関する具体的な手段を考えている等、相談者または同席者の生命に関わる事由があると判断された場合
- 相談者または同席者の抱える既往の疾患や障害に関する症状が悪化する可能性があると当相談員が判断した場合
- 相談中、トラウマ体験が触発される等により相談サービスの継続が相談者または同席者の心理的健康を害するおそれがあると当相談員が判断した場合
- 相談中、相談者または同席者に強い強迫症状や衝動性があらわれ、当相談員との治療に関する約束が守れないと判断された場合
- オンライン上での当相談員との意思疎通に困難があり、適切なセッションが提供できないと当相談員が判断する場合
- 相談者または同席者以外の第三者がセッションに参加した場合
- その他、セッションを提供するのが適切でない、もしくは十分に遂行できないと当相談員が判断した場合